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ボージョレヌーボと茶碗蒸し

木曜日、ボージョレヌーボが解禁されました。

物好きなものでさっそく安いワインを買ってきました。
さておつまみは茶碗蒸し・・・。

全然合わないのでは、と思ったのですが意外や意外とても良い組み合わせで
美味しかったです。

それにしても何故、茶碗蒸しと思われるのでしょうが、
実は最近、高田郁著のみおつくし料理帳シリーズにハマっていて
そこで登場する「とろとろ茶碗蒸し」を実現したいと何回かチャレンジ
していたのです。
今年の9月にドラマ化されました。


今回は4人前を作りました。

いつもは出汁からちゃんと引いてからするのですが、今回は仕事から帰ってから
なのであまり時間がなかったから市販の出汁を使いました。
(嫁さんにやっといてもらえばと言われそうですが、自分でしたい時は最初から
ご自由にどうぞ、とおっしゃりますもので・・・汗)

市販の出汁をそのまま使えば味も色も濃くなってしまうので半分の300mlを
ボールに入れて水300mlで割りました。

そこに薄口醤油とと味醂とお酒で味を整えました。
それから今回の隠し味、貝柱の缶詰の汁を入れました。
(これが最高にうま味になりました)

それに卵4個をよく溶いた物を混ぜ込みます。
次が一番大切な作業です。
よく混ぜた汁を布巾(なければキッチンペーパーでも可)で
濾していきます。
(さすがにこの作業は一人では難しいので助手を頼みました・・)


今度は中に入れる具材の準備です。

銀杏の殻をプライヤで中を潰さないように気をつけながら割って
(意外に難しいですよ)フライパンで炒っていきます。

こんがりとしてきたら今度は殻をむいてから沸騰したお湯にいれて
薄皮を剥ぎます。

百合根は少し塩を入れたお湯で軽く茹でます。

鶏肉(細切れ)もお湯で茹でておきます。

毬麩は水で戻しておきます。

お茶碗に缶詰の貝柱、銀杏、百合根、鶏肉と入れて
汁を入れて行きました。
この時に泡が立てばつまようじでひとつひとつ潰しておきます。

それからそっとかまぼこを薄くスライスした物を乗せて
最後に水で戻した毬麩を並べました。

後は蒸し器にいてれ蒸して行きます。
蒸しあがる直前に三つ葉を添えました。

若いワインとさわやかな飲みごしと、フワフワでとろりとした卵と
貝柱風味の出汁がとても良く会いました。

ぜひ、お試しあれ。

ボージョレヌーボと茶碗蒸し_d0075225_10132824.jpg

by szsato | 2012-11-17 10:17 | 男の料理
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